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『霊媒師いずな』(れいばいしいずな)は、原作:真倉翔・作画:岡野剛による日本の青年漫画作品。 本項では便宜上、『スーパージャンプ』休刊までの内容である『現代都市妖鬼考 霊媒師いずな 〜the spiritual medium〜』(げんだいとしようきこう れいばいしいずな 〜ザ・スピリチュアル・メディウム〜)を「第1部」、『グランドジャンプ』移籍後の内容である『霊媒師いずな Ascension』(れいばいしいずな アセンション)を「第2部」と呼称する。 ==概要== 第1部は、集英社の青年漫画雑誌『オースーパージャンプ』2007年8月号より2010年8月号(最終号)まで連載されていた。その合間、『スーパージャンプ』にも2007年24号より時折掲載されていたが、『オースーパージャンプ』の休刊により2010年19号より『スーパージャンプ』の連載となる。『スーパージャンプ』が2011年10月12日発売の21・22合併号で休刊したことに伴い、終了。 第2部は、『スーパージャンプ』と同じく青年漫画雑誌『ビジネスジャンプ』が合併して同年11月16日に創刊となった新たな青年漫画雑誌『グランドジャンプ』(月2回刊)で連載開始。2014年、『グランドジャンプ』の増刊号である『グランドジャンプPREMIUM』で連載を開始したばかりの『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』と入れ替わる形で『グランドジャンプPREMIUM』に移動(2014年8月27日発売の9月号から)。 掲載誌が青年向けということもあり、同じ作者らが1993年から1999年にかけて集英社の少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』に連載していた『地獄先生ぬ〜べ〜』(以後、『ぬ〜べ〜』)以上に過激な性的描写や残虐描写が盛り込まれている。その他、働く大人の苦悩などをテーマとした風刺的な話も多い。 『ぬ〜べ〜』で中学生だった霊媒師イタコ少女・葉月いずなが高校生となった現代で、迷える人々の霊や妖怪に関する悩みや事件を解決していく物語。『ぬ〜べ〜』から3年後を描いたスピンオフという設定であるが、玉藻京介など一部の妖怪が登場すること以外〔弟子の細川美樹(「それからの地獄先生ぬ〜べ〜」〈『ぬ〜べ〜』コミックス第31巻に収録〉)とスポンサーの堂守寺和尚(「さらにそれからの地獄先生ぬ〜べ〜」〈『ぬ〜べ〜』文庫版第20巻に収録〉)も未登場。〕、『ぬ〜べ〜』との直接の繋がりは長期間にわたって明言されることなく物語が続いていた(鵺野鳴介〈以後、ぬ〜べ〜〉を指し、以前いた街で知人だった霊能者のように話すことはあった)。しかし、「Ascension #55 隠された絆」でついに登場したぬ〜べ〜が重傷を経て廃人と化していた状態から、本作の世界は『ぬ〜べ〜』の第137話「次元妖怪・まくらがえし」にて示されたパラレルワールドのうちの1つであることが示唆されている〔ぬ~べ~が重傷を負った事件の1週間前の出来事がぬ~べ~無印136話の「死を招く紫鏡」ということになっている。〕〔同エピソードの原作にはいずなは登場しないが、アニメでは郷子の会社の先輩として登場して「お局様」と呼ばれて後輩たちから煙たがられている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「霊媒師いずな」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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